執事 オンラインサロン第22回|「色のついたメガネ」を外す—パラダイムシフトが執事に必須である理由

執事 オンラインサロン第22回|「色のついたメガネ」を外す—パラダイムシフトが執事に必須である理由

同じ言葉を聞いても、人によって受け取り方は驚くほど違う——。この当たり前のようで見落とされがちな事実こそが、執事の仕事の根幹に関わる問題です。2026年7月24日、一般社団法人 日本執事協会が主催する日本執事協会オンラインサロンの第22回が開催されました。今回は『七つの習慣』にも通じる「パラダイム」という概念を軸に、新井直之が執事の視点術について語る時間となりました。

この記事でわかること

  • 人は誰しも「色のついたメガネ」でお客様を見ているという前提
  • 執事が意識的にその眼鏡を外し、視点を切り替えるための思考法
  • パラダイムシフトを日々の実務で実装するための第一歩

本回のテーマ:私たちは何を通して世界を見ているのか

今回のサロンは、参加メンバーに一つの問いが投げかけられるところから始まりました。同じ動物の名前でも、育った環境や経験によって思い浮かべる姿は違う。同じ景色を見ても、直前の体験によって印象は変わる。この極めて基本的な事実は、しかし執事の実務においては死活的な意味を持ちます。

新井直之は、執事が「お客様のために」と思って行った行動が、時にお客様の意図とすれ違ってしまう根本原因を、この「視点の違い」に見出しました。パラダイム——つまり、自分が世界を見るときのメガネの色に無自覚なままでは、真のホスピタリティは成立しない。この問題意識が本回全体を貫く軸となりました。

新井直之が語った核心:パラダイムを自覚する技術

執事に求められるのは、お客様と同じメガネをかけようとする姿勢ではありません。自分のメガネの色に気づき、必要な時に外せる柔軟さです。

新井直之が示したのは、パラダイムを完全に消すことはできないという前提に立った上で、それを自覚するという第一段階の重要性でした。無意識に働いている条件付けを言語化し、判断が偏っている瞬間を捉える——。この訓練を日々積み重ねることが、執事のサービス品質を根本から変えていくと語られました。

参加メンバーには、実際に紙とペンを取ってワークに取り組んでもらう場面もありました。一円玉の実際の大きさを紙に描いてみるという簡単な演習を通じて、自分の記憶と現実がいかにズレているかを体感してもらう時間となっています。演習の詳細と、そこから引き出された気づきの数々は、サロンならではの体験として参加メンバーに残ったことでしょう。

『七つの習慣』と執事の視点術

会話の中盤では、パラダイムシフトの概念を体系的に扱った古典としての『七つの習慣』が話題に上りました。新井直之は、この本の考え方をそのまま執事の実務に転用するのではなく、執事という職業ならではの読み替え方を提示しています。役職名の変更が意識を変えるという実例も交えて、視点の切り替えが行動に及ぼす影響が丁寧に語られました。

ただし、原典の読み解き方や、執事の現場での応用の細部は、本サロンでの継続的な議論の中でしか触れられない内容が多く含まれています。関心のある方はぜひ参加をご検討ください。

サロンの場で交わされた対話

参加メンバーからは、日々の業務で自身のパラダイムが変化していく実感についての共有がありました。新井直之は、それぞれの変化を丁寧に受け止め、次のステップへの示唆を返す形で応答しました。パラダイムシフトは一度で完了するものではなく、日々の対話と振り返りの積み重ねによって深まっていく——そのプロセスがサロンの中で確かに動いていることを、参加者全員が実感する回となりました。

まとめ

執事の仕事は、お客様の見えているものを一緒に見ようとする仕事です。そのためには、まず自分のメガネの色に気づく訓練が必要——。日本執事協会オンラインサロン第22回では、この根本の姿勢が繰り返し確認されました。パラダイムシフトを日々の実務でどう深めていくかの継続的な議論に触れたい方は、ぜひ執事 オンラインサロンへのご参加をご検討ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. パラダイムとは具体的にどういう概念ですか?

A. 人が世界を認識するときの、無意識の枠組み・視点のことを指します。同じ事象を見ても、育った環境や直前の経験によって受け取り方が変わる根本原因です。詳細な理解と実務への適用はサロン内で継続的に扱われています。

Q2. 日本執事協会オンラインサロンに参加するには?

A. 一般社団法人 日本執事協会の個人会員または法人会員にご入会いただくとご参加いただけます。本記事末尾の入会ご案内をご覧ください。

Q3. パラダイムシフトは執事以外の職種にも応用できますか?

A. 富裕層対応・接遇・ホスピタリティに携わるあらゆる方に応用可能な思考法です。業種ごとの応用例はサロン内で共有されています。

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監修・執筆

一般社団法人 日本執事協会

一般社団法人 日本執事協会は、日本における執事業および富裕層ビジネスに関わる企業・団体・組織・個人を対象とした非営利の業界団体です。おもてなし・ホスピタリティ・富裕層ビジネスに関する検定資格制度の運営、研修教育、オンラインサロンを中心とした富裕層ビジネス関連の交流と自己研鑽の場の提供、業界調査・研究などを通じて、日本のホスピタリティおよびおもてなし文化、ならびに富裕層ビジネスの発展と向上に取り組んでいます。

代表理事:新井直之

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本記事でお伝えしたのは、サロンで語られた内容の一部です。
新井直之が現場で培った執事の知見と、サロンメンバーだけが触れられる実践的な事例の数々は、本サロンにご参加いただいた方だけにお届けしています。

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