一般社団法人 日本執事協会付属
日本メイド学校

日本メイド学校について

世界にはメイドトレーニングアカデミー(Maid Training Academy)が存在しており、そこでは靴の磨き方、ワインや紅茶のサービングといった多岐にわたるスキルを学ぶことができます。

当法人の代表理事である新井直之は、2017年に「プロフェッショナルバトラーアカデミー」として、日本初の執事育成機関を設立しました。その後、2023年に名称を「日本執事学校」に変更し、2025年には一般社団法人日本執事協会へ運営を移管。現在は協会付属の教育機関として、日本執事学校を運営しております、昨今、メイドの需要が高まっており、メイド不足を解消するために姉妹校として日本執事学校を設立しました。

日本メイド学校の特徴
日本メイド学校の最大の特徴は、実践に即したカリキュラムです。当団体の関連組織である日本バトラー&コンシェルジュ株式会社ではハウスメイド事業をしておりそこで得たスキル・知見を元にした授業を展開。そこで日本メイド学校では、所作や礼儀作法だけでなく、経営理念や問題解決力を学ぶ機会も重視。自ら考え、行動できる執事を育成することを目指しております。

講師陣について
講師は、日々メイド業務に関わっている現役の執事達が行います。一部の授業では専門家、現役メイドが講師をする場合がありますが、そのほかすべては現役の執事が講師として授業をおこないますので、より実践を意識した授業を行うことができます。

参加資格
日本メイド学校は、一般社団法人日本執事協会に付属していますが、一般社団法人日本執事協会の会員になる必要はありません。


日本メイド学校の講座種類

主に「個人向け講座」と「法人向け企業出張講座」の2つの講座タイプがあります。

講演会,富裕層

個人向け 執事講座

個人の方ならだれでも受けられる講座になります。
定期的に開催される講座で、合宿型や講演型など様々なカリキュラム

参加される方々の理由一覧
「住宅メイドとして働きたい」
「高級家庭向けハウスキーパーになりたい」
「執事としてメイド管理も視野に入れたい」
「メイドの教養を知りたい」

金融関係の大手企業に執事研修をしている風景,執事,黒執事,執事学校,Butlerschool

法人向け 企業出張講座

当社の講師が企業様に出向き、研修方式で行います。
こちらは、個人向け執事、講座とは違い執事になるための講義ではなくメイドのスキルを業務に活かせるようにするための講義になります。
新人研修などにも対応をしております。


企業向けを利用する方々の理由一覧
富裕層向けのメイド事業を立ち上げたいがノウハウが無いので知りたい
上質なホスピタリティを社員研修で行いたい
形式だけのマナーや考えより実践的な研修を行いたい
役員や顧客の会議対応をしたい
VIP向けの特別イベント運営をしたい

講座内容のご紹介

個人向け メイド講座 

コミュニケーション術

ホテルや家庭内サービスの現場では、メイドは静かに仕事をこなす姿から「一人で全てを担っている」ように見えることがあります。しかし実際には、良質なサービスを提供するためにチーム全体で動き、互いに協力し合うことが不可欠です。業務を円滑に進めるためには、同僚や上司・後輩との連携と情報共有が非常に重要であり、チームミーティングや意見交換を通じて助け合える環境を整えることが求められます

そのため、お客様との対応だけでなく、仲間や上司・部下との適切なコミュニケーションが欠かせません。例えば、顧客の要望や清掃手順について分からない点があれば質問して確認し、相手の期待を理解した上で行動する力が重要です


メイドの基本所作

メイドとして、日々の業務を円滑に行うためには基本的な所作が欠かせません。例えばホテル業界のハウスキーピングでは、清掃だけでなく「ゲストに温かく挨拶し、丁寧に応対する」ことが求められています。ゲストへの最初の声掛けは礼儀を示す重要な場面であり、笑顔と柔らかな態度が安心感を与えます。

また、身だしなみや立ち姿勢にも細心の注意を払うことが必要です。バトラーやバレイ(執事)サービスの研修では、「頭を上げ、肩を引き、背筋を伸ばす」といった姿勢が、誇りと品格を示し、ゲストに良い印象を与えるとされています。同様にメイドも、制服や服装の清潔さを保ち、姿勢や視線の向け方まで意識することで、プロフェッショナルとしての威厳と信頼感を高められます。

基礎のハウスキーピング

メイドとして質の高いサービスを提供するには、まず「掃除の基本」を正しく身につけることが不可欠です。プロのハウスキーパーは、清潔にすることだけでなく、整理整頓や安全対策まで含めて広い意味でのハウスキーピングに取り組みます。具体的には、作業エリアを常に整頓し、床に物を残さない、廃棄物や火災の原因になる物を適宜処分するなど、事故防止の観点からも重要です。

また、効率よく高品質な清掃を行うためには、業務ごとの詳細な標準作業手順書(SOP)とチェックリストが欠かせません。たとえば、キッチンや浴室の清掃では「青いマイクロファイバークロスでカウンターを拭き、大理石には専用スプレーを使う」といった具体的な指示を定めることで、適切な用具と洗剤の選択ミスを防ぎます。作業計画に沿って進めることで、ホコリ取りやベースボードの清掃、オーブンや排水溝の深掃除などを段階的に学び、基礎を固めてから応用的な作業へと進むことができます。
さらに、用具の正しい使い方や保守も重要です。掃除機やモップなどの機械を適切に操作・点検すれば、作業効率が上がり、機器や床材を傷めるリスクも減ります。洗剤や薬剤の取り扱いでは、ラベルを読み、混合比率を守り、換気や個人用防護具を意識することが必須であり、誤った使用は人体や素材に害を及ぼす可能性があるためです

メイドの歴史と現状

執事の起源から現代までの変遷を学び、職業としての成り立ちとその背景を理解します。古代の宮殿や貴族の屋敷で始まり、時代ごとに形を変えながら現在に至る執事業務の進化を学びます。また、現代の執事業務は、かつての家庭内での職務に加えて、企業向け、個別対応型のサービスなど、幅広い分野に拡大しています。執事業務の専門性が高まり、個別のニーズに応えるためには、どのようなスキルや知識が必要かを探求します。過去と現在の違いを理解し、伝統を守りつつ、現代的な要素を取り入れる方法を学びます。

修了授与品について

個人向け講座 

修了証書
認定書
一般社団法人日本執事協会 入会金と個人会員年会費が1年間無料

Q&A

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